外壁塗装とは?
外壁塗装の必要性と塗装の役割
建物の構造物をそれぞれ重さで比較すると、塗装(塗膜)が占める割合は1%にも満たないのに、なぜ定期的に塗り替える必
要があるのか?疑問に思われ
る人は多いと思います。
塗膜は外壁の表面をせいぜい数ミリの厚さで覆っているわけですが、この塗膜がない事で建物に及ぶ影響は数えきれません。
現在、外壁の多くに使用されているコンクリートやモルタルはそもそも水を吸収する性質があり、塗装をしない状態で年数が経過すると、ひび割れなどの
劣化がはじまり、最後は風化してボロボロになってしまいます。
その他外壁に使われる木や金属、タイルも同様でそれ自体では必ず劣化が進む為、新築時には表面が様々な方法で保護されているのです。
塗装(塗膜)はこれらの劣化現象を抑える事で、建物の構造体に致命的な影響を及ぼさないようにする役割があります。
いわば塗装(塗膜)はSF映画に出てくる宇宙船のバリヤーのようなもので、バリヤーがあればびくともしない宇宙船も、それがなくなれば一発のミ
サイルで爆発してしまうという重要なものなのです。
塗替えは、増築や改築などと違い目に見えた結果が美観以外にわかりにくい工事の為、かかった費用が割高に感じてしまう面もあります。ですが「バリ
ヤー工法」をするわけですから、お金をかけても宇宙船を守る必要はありますよね。